気持ちをいただく。
こんにちは。
いつも見ていただいてありがとうございます。
もう分かっていただいてると思うのですが、ここにあるメニューは普通のご飯です。キラキラではないけど季節を感じる、ちょっとほっとして貰えるかな、というものです。特別ではないのに読者の方がいて下さることに、感謝しています。
私の使う食材は身近にスーパーで売ってるもの、使う道具も家にあるものです。その日のメニューは買い物に行って、新鮮で安いものを見つけてから決めます。季節を感じる普通のご飯です。
外食が嫌いな訳ではありません。外食は好きですし、プロの創る食事は素人とは全く違います。忙しく外食だけ時期も長かったです。そしてその中で気付いたのが、食事って物を食べる行為だけの事じゃないということです。一緒に食事する人とのいい雰囲気とか、作った人の思いとか、そういうものを有難く頂くことだと思っています。逆に有難いと思わなければ、その価値を分からず、食事をしたといえないと思います。
美味しい、ありがたい、楽しい、と思って食事を頂く時、例えそれが高価な食材でなくても、有名シェフが作ったものでなくても、飛び切りのごちそう、十分な 栄養になるのです。私はそう信じてます。それは例えば、アジアの屋台でみんなと一緒にランチで食べた麺やご飯、笑顔と一緒に仲間の性格、思いを知るいい時間、そしてまずは、一緒にご飯行こうよ、と誘って貰わなきゃ行くこともできない、そういう色んな背景を含めてが食事ということ。味がどうとか、日本と違うから衛生がとか、(もちろん大事でその辺は相手も注意して店を選んでるのですが)そういう思いが少しでも前にでると、分かる事のできないその食事の価値。
価値って?
きっと、その食事の向こう側にある、楽しい事がたくさん隠された未来。そこに一緒に辿り着く仲間や人々との関係。逆にどんなに高価な食事でも、楽しくなくて早く帰りたいと思えば、残念ながらその価値が分からなかったということです。
もちろん、人生はゆっくり時間のとれる時ばかりではありません。
日々仕事で忙しい時、一日2食、2食ともパソコンの前でという時期もあるかもしれません。私はありました。就職して2年目以降、仕事が分かってきて少し任されて始めた時期です。お弁当作る時間も心の余裕もなく、朝通勤途中で買いそびれたら職場近くの売店、いつものパン、いつものカロリーメイト、いつものおにぎり。やっと金曜日夜で開放されて体力回復できたと思ったら月曜日。それでも仕事に夢中だった時期。それから時期が経ち、仕事の内容も変わって出張が多くなると、出張中の機内食で生かされてるなと思った時期もありました。運よくメインで使ってた航空会社の食事は美味しくサービスも良かったので、それも私にはいい思い出。そして会議の合間の食事、これも結局は会議になるんだけど、でもお陰で一日空腹を気にせず、心地よく仕事に集中できた時期です。
そういう時期を経て、今は食事を作れる、作る、環境にいます。
でもいつも心にあるの事は同じ。いつもありがたいと思うこと、そして楽しく。
読んでいただいて、ありがとうございました。💕